本と穏やかな暮らし

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【人気シリーズ、第2部新章スタート】|『楽園の烏』 阿部智里

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今回読んだのは、阿部智里さんの『楽園の烏』。

 

 

 

私の好きなシリーズの新章が3年ぶりに始まったということでワクワクしながら読みました!

 

 

 

 

『楽園の烏』のあらすじ

 

養父の奇妙な遺言とともに、とある「山」の権利を相続した安原はじめ。そこに彼のもとに「山を売ってほしい」という依頼が次々と舞い込み始める。不審に思ったはじめの元に真実を知っていると言う美女が現れる。彼女に誘われて山に入ったはじめは、そこで信じられないものを目にする。

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『楽園の烏』の印象的な言葉

 

「なあ。楽園に必要なものとはなんだと思う?」

 

うまい飯? きれいな服? それとも酒や女?

 

「人だよ。頼斗。人にとって、一番の希望は人なんだ」

 

 

 

 

 

 

『楽園の烏』の感想

 

猿との大戦より20年の時を経て、再び物語が動き始めました。

結局、謎ばかりが多くて、登場人物たちの真意が分からないままでしたね。

特に前シリーズでは主人公だった雪哉の考えが全く読めませんでした。

まず、少年から青年へと成長していった雪哉が、おじさまになっているだけでも驚きです。20年たっているからそれはその通りなんですが。

頭の回転の速さは変わらずですが、冷酷さが一層増して胡散臭さを感じてしまったのは作者のミスリードなのでしょうか・・・。

それとも年月を経て本当にこのようになってしまったのか・・・。

千早が傍にいない時点で嫌な気がしてしまいます。

冷静で物事を達観しているけど、人情味があった雪哉が好きだっただけに今回の登場はとてもショックでした。最終的には良い所をもっていくのだと信じたい。

本作でも良い所は垣間見えた気がするのですが、もっと見たいですね(笑)

 

また、途中から存在感がなくなっていた今シリーズの主人公?のはじめ。

ここは流石です。ちゃんとどんでん返しがありました。

私は見事に騙されていました(笑)

普通の冴えないおじさんという感じだし、現代で生まれて過ごしてきたわけなので当たり前だけど強いというわけでもないし、なんでこの人にピックアップされているんだ?と思っていたのですが、そういうことだったとは。

今までの登場人物たちが華やかだったのでちょっと不思議だったのですが、最後で腑に落ちました。

 

 

終始不穏な空気で終わった本作だったので、面白かったかといわれると微妙だったかなと思います。

でも、絶対続きを読もう!と思わされている時点で、結局この作品に魅了されているんだなと思います。

次の舞台は現代に移って、謎の女についてはじめと頼斗が正体を探るのでしょうか?それとも山内に戻ってくるのでしょうか?

どのような展開になるのかワクワクしながら、次回作を待ちたいなと思います。

 

 

 

終わりに

 

またファンタジーで読みたいシリーズが増えました。

これはいつまで経っても終わることがないんだろうな・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

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