千尋の読書感想文

読んだ本について感想を書いています。たまに映画や絵画鑑賞、暮らしのことも

【怒涛のファンタジー、ついに最終幕!】|『レッド・クイーン4 上下』 ヴィクトリア・エイヴヤード

今回読んだのは、ヴィクトリア・エイヴヤードさんの『レッド・クイーン4』上下巻の2冊です。

この巻をもって、ついに完結となりました・・・!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『レッドクイーン4』のあらすじ

 

自由を求めるレッドのメアと、王冠を選んだシルバーのカル。

ふたりの間には大きな溝が生まれるが、宿敵のメイヴンとの戦いを続けていた。

戦いの裏側ではシルバーとレッド陣営の双方の陰謀が蠢いていた。

奴隷階級として生まれたメアは戦いに勝ち、そして真の自由を手に入れることができるのか。

怒涛の展開が繰り広げられてきたファンタジー小説が、ついに終幕する。

 

 

 

『レッドクイーン4』の印象的な言葉

 

彼方の神に呪われたか、選ばれたかした何者かが、このすべてが起こるよう運命を導いたのだ。

それが何者なのか、私は永遠に分からないだろう。

『レッド・クイーン4 上下』(ハーパーコリンズ・ ジャパン)  ヴィクトリア・エイヴヤード より

 

 

「私が手遅れじゃないのなら、あなただって手遅れじゃないわ」

『レッド・クイーン4 上下』(ハーパーコリンズ・ ジャパン)  ヴィクトリア・エイヴヤード より

 

 

 

 

 

 

 

『レッドクイーン4』の感想

 

最終巻となり寂しくもありましたが、上下巻でしかも1冊約500ページという大ボリュームだったので、かなり内容も濃くて大満足でした。

 

メアが所属する解放軍〈スカーレット・ガード〉&カルを王とした王国軍&モンフォート大国 VS メイヴン王がいるノルタ王国&レイクランド(少しだけピードモント国も)の大きな戦いが遂に開戦。

どちらも利益関係で繋がった同盟国同士の戦いなので、両陣営ともそこまで結束が固いわけではなく、揺さぶりをかければすぐに壊れてしまうような関係。

そのため、戦いの裏でも人質や交渉など色んな陰謀が渦巻いています。

そして戦いは意外な形で終結することに。

 

メアやカル、メイヴンはシリーズを通じて、自分勝手で気持ちが不安定というもは変わらず、少し心が強くなったかな・・・という感じ。

そんな主人公たちを差し置いて、一番変わったのはエヴァンジェリン!!

彼女は殺し屋一家に生まれて、何よりも血を重んじていた悪役令嬢だったのに、家のやり方に疑問を持ち始め、最終的には自分の行きたい道に進むという急展開。

最終巻にして「主人公はエヴァンジェリンだったっけ・・・?」と思ってしまうぐらい彼女視点の話が多くあって、とても魅力的な女性になりました。

私は元々二次元では、かっこよくて強い女性キャラを好きになりやすいので、エヴァンジェリンもめちゃくちゃ好きになりました。

 

 

ボリュームがあった本でしたが、怒涛の展開に読む手が止まらず、一気に読んでしました。

1巻の発売が2017年で、ファンタジー小説のシリーズ物としてはハイペースの刊行だったので、とても嬉しかったです。

ファンタジーって期間が空くと世界観や設定を忘れてしまいますからね(;´∀`)

とっても面白くて大好きなシリーズでした。

著者の次の作品に期待したいです。

 

 

 

 

終わりに

 

久しぶりの西洋ファンタジーでした。やっぱり好きですね。

いつか世界3大ファンタジー小説(『指輪物語』・『ナルニア国物語』・『ゲド戦記』)を読み直したいなと思っています。

来年は昔の作品を読むことを年間のテーマにしても面白いかもしれません。

 

 

 

 

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