千尋の読書感想文

読んだ本について感想を書いています。たまに映画や絵画鑑賞、暮らしのことも

【家事って何だろう】|『今日は心のおそうじ日和』 成田 名璃子

f:id:chihiro0203:20200902072804p:plain

 

今回読んだのは、成田名璃子さんの『今日は心のおそうじ日和』。

 

 

 

 

 

『今日は心のおそうじ日和』のあらすじ

 

シングルマザーとなり実家に戻ってきた専業主婦の涼子。仕事を始めようにも自分が今までやってきたのは家事だけ。

そんな焦る涼子に住み込み家政婦の仕事が舞い込む。相手は有名な小説家だったのだが、性格は気難しく、どうやら過去に何かがあったせいで執筆をしていないという。

最初はぎこちなかった関係も、家事を通じて少しずつ距離が近付いていく二人。

「家事って何だろう」。そんな疑問に答えてくれる心温まる物語。

 

 

 

『今日は心のおそうじ日和』の印象的な言葉

 

何が掃除だ。何が知性の宿るレイアウトだ。

そこに暮らす人間が幸せでなければ、家事になんの意味があるだろう。

『今日は心のおそうじ日和』(KADOKAWA)成田 名璃子 より

 

 

 

 

『今日は心のおそうじ日和』の感想

 

本作はライトノベルです。

あらすじを読んですごく気になったので手に取ってみました。

 

学校を卒業してすぐに専業主婦になったので、働いた経験がほとんどなく、どこか自信がない涼子。

唯一好きなことが家事をすること。

その家事をきっかけに小説家が心を開いていく物語です。

 

 

 

涼子の元夫は典型的なモラハラ男で、専業主婦を下に見ています。

その元夫をやり込める涼子に読んでいる私もスカッとしました。

家事というのは立派な仕事で、もっと誇りを持って良いんだと思いました。

・・・まぁ、私は大してやっていないんですが。

それでも家事をやっていることは凄いことなんだと思えて、少し励まされました。

 

専業主婦であれ、働く人であれ、自分が家事とどのように向き合うのか考えさせられます。

以前とある番組で、「料理が出来る=『女子力』じゃない、それは『生活力』だ。」と言っている方がいて、この本に通じるものがあるなと思いました。

 

 

ちなみに、実際に載っているあらすじでは恋愛要素を含んだ文章になっていて私も期待していたのですが、そこについては一切ありませんでした。

ちょっと残念。

 

 

終わりに

 

この本を読んで家事に対するモチベーションが少し上がりました。

ご飯を作る元気がなくてお惣菜を買っただけの日があっても、以前は罪悪感がありましたが、今は「そんな日も良いよね」と前向きに思えるようになりました。

たまには自分を労わってあげようと思います。

 

 

 

 

 

↓ ブログ村ランキング参加しています。面白かったらクリックをお願いします

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村