千尋の読書感想文

読んだ本について感想を書いています。たまに映画や絵画鑑賞、暮らしのことも

【7冠制覇の『カササギ殺人事件』に並ぶ傑作!】|『メインテーマは殺人』 アンソニー・ホロヴィッツ

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今回読んだのは、 アンソニー・ホロヴィッツさんの『メインテーマは殺人』。

 

読み終わってからかなり時間が経ってからの更新となってしまいました・・・。

 

 

 

 

 

 

 

『メインテーマは殺人』のあらすじ

 

舞台はイギリス。自らの葬儀の手配をした婦人が、その日に何者かに殺された。作家のアンソニー・ホロヴィッツは元刑事のダニエル・ホーソーンから、自分(ホーソーン)を探偵とした小説を書かないかと持ちかけられる。承諾したホロヴィッツは、有能だが謎多き男ホーソーンと共に事件の取材に同行することに。ワトスン役を作者自身に仕立て上げた、ミステリ小説。

 

 

 

『メインテーマは殺人』の印象的な言葉

 

わたしはいまや、ようやく自分の目的が見つかったような気がしていた。

探偵自身を、探偵すること。

 『メインテーマは殺人』(創元推理文庫) アンソニー・ホロヴィッツ より

 

 

 

 

 

 

『メインテーマは殺人』の感想

 

史上初の7冠を制覇した話題作、『カササギ殺人事件』がとても面白かったので、本作を読むのをとても楽しみにしていました。

 

私は『カササギ殺人事件』よりも、『メインテーマは殺人』の方が好きかも。

 

この作品は作者視点の手記形式。

作者には推理力はなく、彼の視点や登場人物たちの会話を頼りに、読者も一緒に事件の真相に挑戦していくスタイルとなっています。

ワトスン役が作者自身というところも面白いですよね。

そのおかげでリアリティさが凄く出ていて、これはフィクションなのかノンフィクションなのか分からなくなります。

 

 

事件を解くカギは、殺されたダイアナがどのような人物だったのか、というところ。

人によって彼女への視方が大きく違っている所がキーポイントになります。

 

 

また、この作品の良いところは、作中に出てきた情報から犯人を推理することが出来るというところ。

ちなみに私は全く分かりませんでした(笑)

作者と同じように、犯人はこの人かも!と疑心暗鬼の中で読んでいたので、見事に騙されました。

 

シャーロックホームズといった、探偵役がいる海外ミステリが好きな方や、謎解きに挑戦したい方にオススメです。

 

 

 

終わりに

 

どうやらこちらはシリーズ物らしいので、まだまだ彼らの活躍を見ることが出来そうです。

第2作の刊行も楽しみに待ちたいと思います。

 

 

※前にもどこかで書いたかもしれませんが、東京創元社から出版される作品はことごとく私の「好き」を見事に突いてきますね・・・。

 好きだなと思った作品はほぼ東京創元社さん。

これは私の好きが東京創元社さんのカラーと一致しているのか、自然と私が合わせにいっているのか・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

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