千尋の読書感想文

読んだ本について感想を書いています。たまに映画や美術館、ライフスタイルのことも

【100分de名著 5月】『平家物語』

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今回読んだのは、NHKで放送されている「100分de名著」の5月のテキスト。

 

 

 

 

感想を書くのが、かなり遅くなってしまいました。

 

今回は『平家物語』ということなんですが、2019年5月に放送した番組のアンコール放送となっているみたいです。

コロナの影響でスタジオ収録が出来なかったためかな・・・と勝手に推測しております。

 

 

さて、『平家物語』といえば、「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり・・・」から始まる物語だということは皆さんご存じのことと思います。

内容も高校の古文でやったような気がするのですが、記憶は曖昧・・・。

 

『平家物語』とは、平家の衰退を描く物語であると解説者は書いています。

作者不詳、成立年不詳、鎌倉時代に盲目の琵琶法師が琵琶を弾きながら人々に「語って聴かせた」という少し変わった物語なのです。

 

そして私が驚いたのは、『平家物語』はフィクションだということです。

実際に起きた歴史上の出来事をベースにしていますが、登場人物たちはキャラクター化が施されていて、細かいところで史実と異なる部分が数多くあるそうです。

そのため、歴史書というより小説なんだという気持ちで『平家物語』の解説を聞いていました。

  

 

 

平家衰退に関わるキーワード、それは「驕り」でした。

最初は貴族の影に潜んでいた武士。貴族の力は強力であり、それが傲慢となり、最終的には武士に負けるはずがないという「驕り」が出てきました。

そしてそんな貴族に辟易していた平清盛を筆頭に、武士(平家)たちは貴族を押さえつけるまでに成長していきます。

すると、今度は平家が「自分たちは偉いのだ」と「驕り」が出てきてしまうのです。

そして戦でもその驕りが原因で源氏に幾度も負けてしまい、平家は滅亡します。

 

これは今の時代でも、そして私個人にもいえることだなーと感じました

驕ることなく謙虚で居続けないと、足元を救われるんだと思います。

なかなか謙虚で居続けることは難しいことだと思いますが、間違った道に進みそうなときに、止めてくれる人の意見をちゃんと聞かないといけませんね。

 

 

終わりに

 

何作か100分de名著を読んできましたが、私は『平家物語』が一番面白かったです。

勉強だと思うと苦痛に感じますが、何も気負うことなく臨むと平家物語って面白いんだと新たな発見があって嬉しかったです。

解説がとても分かりやすかったということもあるかも。

 

6月はカントの『純粋理性批判』なのですが、迷った末、今回は見送ることにしました。

哲学という苦手な上にカントということなので、私には理解出来ない気がします・・・。(番組史上最難関らしいです)

自分にとって難しい本に挑戦していくことで、地頭が良くなるというのは分かってるんですけどね・・・。

録画はしているので、いつか挑戦したいとは思います!(きっと!)

 

 

 

 

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