千尋の読書感想文

読んだ本について感想を書いています。たまに映画や絵画鑑賞、暮らしのことも

『派遣社員あすみの家計簿』 青木 祐子

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今回読んだのは、青木祐子さんの『派遣社員あすみの家計簿』。

 

 

 

 

 

 

 

 

『派遣社員あすみの家計簿』のあらすじ

 

結婚する約束をして会社を寿退社した藤本あすみ。彼女が退社した日、恋人は姿を消した。残ったのは、「ごめん」という恋人からのメッセージと高額なカードの支払いだった。あすみは親友の助言で家計簿をつけることに。

同時に、働くためにハローワークに行くものの良い条件の正社員の求人はなく、派遣会社に登録してもすぐに仕事に就けない現実に打ちのめされる。日雇いで働きながら、節約に励むあすみ。合コンで出会った商社マンからアプローチを受けるが、元恋人への未練があって・・・。アラサー女子の節約サバイバル小説。

 

 

『派遣社員あすみの家計簿』の印象的な言葉

 

「カップラーメン、おいしいよ。なんでいけないのよ」

「おいしいわよ。便利でおいしくて、考えなくてすむから癖になる。でもお金がないなら袋ラーメンに野菜とお肉入れて、自分のドンブリで食べて、洗い物までやるべきなのよ」

『派遣社員あすみの家計簿』(小学館文庫) 青木 祐子

 

 

 

 

『派遣社員あすみの家計簿』の感想

 

男に騙され、銀行残高が428円になってしまったアラサー女子の奮闘記。

主人公は大手会社の正社員で働いていたこともあって、服やカバンはブランド品、ランチは外で食べるのが当たり前で過ごしていたので、いきなり節約しろと言われても確かに難しいかも・・・。

最初はカード払いをしてしまったり、高めのマスカラを買ってしまったり、自分に甘い部分もあった主人公でしたが、A4の大学ノートを家計簿にして毎日つけたところ、次第に「モノの価値」が分かり、残高を計算する癖が付いて、最後にはやりくり上手の女性になっていました。素敵!!

やっぱり家計簿は自分の手で書くのが良いんだなと改めて思いました。

 

そして恋人よ!

社長だとあすみを騙して彼女のクレジットカードを使って物を購入し、いざ結婚するとなると逃亡!!(実際はフリーター)

顔が良いので付き合っている女性が何人も居て、彼女たちの名刺を自分のものに偽造して、別の女に近付き職業を偽り、またお金を出してもらう・・・。

最低な男ですね!

あすみは日雇いの現場で人に恵まれ、人を見る目が養われたので、恋人と再会しても彼の嘘に騙されず未練を断ち切りました。

本当に良かった。

賢くなるってこういうことをいうのかな・・・とふと考えてしまいました。

 

 

終わりに

 

節約術だったり家計簿の書き方が載っているわけではないので、実務的にはあまり参考にならないかもしれませんが、

自分って金銭感覚大丈夫かな・・・と思ったときに読むと良いかもしれません(笑)

私も見直すべきことが多くありました。

 

 

 

 

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