千尋の読書感想文

読んだ本について感想を書いています。たまに映画や美術館、ライフスタイルのことも

『流浪の月』 凪良 ゆう

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今回読んだのは、凪良ゆうさんの『流浪の月』。

 

 

 

 

☑2020年本屋大賞ノミネート作品

 

 

 

 

 

あらすじ

 

父が死んで母は私を置いてどこかに行ってしまった――。叔母の家に預けられるも居場所がない更紗、9歳。そんな彼女の前に現れたのが文、19歳。

「うちにくる?」———その言葉が全ての始まりだった。

時を経て再会すべきではなかった2人が再び出会ったとき、周囲の人々を巻き込みながら彼らのの物語は動き始める。

 

 

印象的な言葉

 

事実と真実は違う

『流浪の月』(東京創元社) 凪良 ゆう より

 

わたしと文の関係を表す適切な、世間が納得する名前はなにもない。

逆に一緒にいてはいけない理由は山ほどある。

わたしたちはおかしいのだろうか。その判定は、どうか、わたしたち以外の人がしてほしい。わたしたちは、もうそこにはいないので。

『流浪の月』(東京創元社) 凪良 ゆう より

 

 

 

感想

 

紙をめくる手が止まらず、一気読みしました。

自分が感じたことを上手く文章に出来ません…。自分の語彙力のなさが悔しいです。

それでもあえて言うなら、

 

圧倒的で美しい物語でした。

 

小児愛者が女の子を誘拐するというかなり重たい内容なんですが、あまりその重さを感じさせずむしろ清涼感さえ感じたところがまた良かったです。

 

思い込みと軽い善意が更紗を傷つけ、世間が文の居場所をなくしていく。

“事実と真実は違う”この言葉がこの作品の真理を突いているように思います。

特に簡単に事実を知れるネット社会の現代だからこそ、その先に目を向けることを心に留めておかないといけないなと思いました。

 

感想が陳腐でこの物語の凄さが伝えられないのが悔しいですが、是非手に取って読んでほしい1冊だなと思います。

そして読み終えた後に改めて表紙を見てほしいです。私は泣きました。

 

更紗と文がこの先もずっと幸せでありますように――――

 

 

終わりに

 

私が今年読んだ本の中で1位の作品になりました。もうダントツ。購入して良かった。

これは本屋大賞取ってほしいですね。

何度も読んで自分の語彙力が上がったら、この感想記事をより自分の想いが伝わる文章にしていきたいなと思いました。

 

 

 

 

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