千尋の読書感想文

読んだ本について感想を書いています。たまに映画や美術館、ライフスタイルのことも

『バットマン ビギンズ』 クリストファー・ノーラン

今回見たのは、『バットマン ビギンズ』。監督がクリストファー・ノーランで、主演がクリスチャン・ベール

 

バットマン ビギンズ (字幕版)

バットマン ビギンズ (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

 主人から「クリストファー・ノーランは面白い」と言われ、『ダンケルク』『インターステラー』『インセプション』を昨年観て、少し暗いあの雰囲気に虜になっている千尋です。

本でもそうなのですが、私は大抵作家や監督といった製作者を知ってから作品を見ることが多いです。だから幅が狭いんですけどね・・・。

映画に関して言うと、私は洋画の字幕派です。観るのは圧倒的に洋画が多いです。そして、吹替は・・・ダメですね。洋画の吹替担当の声優さんが少ないのか私の耳が悪いのか分かりませんが、色んな作品で同じ声ばかりが登場しているように聞こえてしまうんですよね。「この声、この作品では白人の役だったけど、前観た作品では黒人の役だったなー」みたいなことです。あとは単純に俳優さんの生の声が聞きたいというのもあります。

 

あらすじ

主人公のブルース・ウエインは、子供のころ、古い井戸に落ちコウモリの群れに襲われ、それが強烈なトラウマとなる。その後、理不尽な理由から両親が殺害され、復讐に狩られるが、汚職と腐敗の蔓延したこの街(ゴッサム)では正義や個人の力など何の意味も持たないことを痛感させられる。 腐敗と戦う力を得るために世界中を旅するのだが、そこで『影の同盟』のメンバーを名乗る人物と出会い、ヒマラヤで訓練を受けることに。その後、ゴッサムに戻ったブルースは、不況による貧困や犯罪の横行、司法の腐敗に喘ぐ街を救うために、コウモリの格好をしたバットマンとして悪と戦っていく。

 

 

印象的なセリフ

 

 人は何のために堕ちるのか。這い上がるためだ。

                          『バットマン ビギンズ』より

 

 

感想

「あぁ、これはスパイダーマンみたいな明るい正義のヒーローの話ではないな」と思ったのが観終わった最初の感想です。

恐怖のシンボルとなるために、コウモリに似せた格好をして夜に行動している時点で私たちが想像するヒーローとは一線を画していますね。

また、超能力といった人外の力を持っているわけではなく、自分の力で戦います。だから、スーツが傷んだら修理もするし、車にだって乗ります。生傷だってたくさん出来ます。

この人間らしさが人々を惹きつける魅力なのかもしれません。

あとは、周りに出てくるキャストが良すぎました。特に執事がとても良い味を出しています。「ただの執事だよね!?」と何度観ながら思ったことか。こんなに主人のことを想う執事っていませんよ。モーガン・フリーマンも良かったなぁ。

この映画は、貧困といった格差の問題やドラッグなど社会問題を提起しています。だからこそ、「ヒーローが悪い奴を倒した。良かった良かった」で終わるのではなく、どこかスッキリしない自分がいるのは、これから人々が考えていかなければならない問題を突きつけられているからだと思います。

 

色々書きましたが、単純にめちゃくちゃ良かった。

 

 

終わりに

今回は主人公がどのようにしてバットマンになったのかが丁寧に説明されていた映画でした。次はいよいよ本題の『ダークナイト』。近いうちに観ようと思います。