千尋の読書感想文

読んだ本について感想を書いています。たまに映画や美術館、ライフスタイルのことも

『読書の価値』 森 博嗣 

 今回読んだのは森博嗣さんの『読書の価値』。

 

 

森さんは、小説『すべてがFになる』を最近読んで、「好みの作風だなぁ~」と思って気になっていた作家さんなのです。

 

よく巷に出ているような、「本の読み方」「おすすめの本リスト」があるわけではなく、作者の幼少期の読書歴~現在に至るまでが大半を占める内容でした。

正直、「読書の大切さ」を説いている本かと思っていた私は、ガッカリ感は否めず。(多少そういったことも書かれていて、それはすごく参考になったのですが)

というのも、今は主人の転勤で仕事を辞めてしまったのですが、前は大学図書館で働いていて、「読書の重要性」というのは私にとってとても気になるテーマなんです。

最近でも「日本人の読解力が低下しているのは、読書をしなくなったから」というニュースがありましたが、司書として、学生に本を読んでもらうにはどうしたら良いかをついつい考えてしまいます。

森さんは小説家にしては珍しく本を読まない子供だったらしいので、これは参考になるかも!と思っていたのですが、森さんは調べものをしたいときに本に頼っていたみたいなんです。だけど、今だと分からなければネットで調べたら大体は答えが乗っている時代なんですよね。それをどうやって本にもっていかせるのかが難しい・・・。

森さんも幼少期は読まなかったと言っていても、学生時代はミステリイ小説にハマったらしいので、やはり小学生・中学生の間に本を読む習慣って身につけさせないと、大学生や社会人になってからいきなり読書をさせようとしても難しいのかもしれませんね。

 

話を戻しますが、この本は森博嗣という一人の人間らしさがとても出ていて、「こういう考え方もあるのねー」と新鮮な気持ちで読めました。私とは物の感じ方・捉え方が全く違う人なんだと少ない情報量でしたが、そう感じ、だからこそもっと知りたいと思ったので、より一層森さんの作品をこれからも読んでいこうと決意しました。

 

ちなみに、この本にはネットに感想文を上げたり、学校の宿題である読書感想文については否定的な意見が書かれていたので、これからそういった系のブログを始めようとしていた私には刺さるものがありましたが、気にせず自己満足でやっていこうと思います(笑)

 

 

 

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